個人再生

個人再生ナビ!【個人再生の仕組みをわかりやすく解説!】債務整理

そもそも個人再生とは?

個人再生とは、裁判所を通しておこなう債務整理の手続きの中の1つです。借金の減額を目的とした手続きのことをいいます。
借金の返済額を大幅に減らすることによって、多重債務(借金)問題に悩まされている方の「生活の再生」を図るということから、個人再生と呼ばれています。

 

また、個人再生の手続きは、借金を減らすだけではなく、住宅を守ることができる特徴があります。
ではなぜ、個人再生を利用することで、自己破産とは異なり住宅を守ることができるのでしょうか?

 

任意整理(特定調停)であれば、住宅ローンの返済をそのまま行うことは可能ですよね。
しかし、どうしても他の借金を返済できないのであれば自己破産の方法を取るしかありません。
個人再生は、この2つの手続きの中間にあるものと理解すると、イメージがつかみやすくわかりやすいと思います。

 

他の債務整理とは何が違うの?

個人再生を検討しているのでしたら、個人再生を知るための前提として、他の債務整理の手続きについても知る必要があります。
債務整理の手続きには、「任意整理」、「特定調停」、「自己破産」、「個人再生」という4つの手続きがあります。

 

個人再生以外の3つの手続きを個人再生と比べながら見ていきましょう。

 

任意整理と個人再生

任意整理とは、わかりやすく言うと借金の借り入れ先である債権者と交渉をし、返済期間や1ヶ月の返済金額などを調整する手続きのことをいいます。

 

任意整理と個人再生を比較すると、債権者に対し、返済をおこなうという点では同じではありますが、個人再生は債務の減額を交渉ではなく法的におこなうという手続きです。
また、裁判所を介しておこなうという点でも違いがあります。

 

特定調停と個人再生

特定調停は、任意整理と同じようなことを調停手続きの利用によりおこないます。
調停は、裁判所でおこなわれる手続きになります。ですので、裁判所を利用するという点では同様ですはありますが、個人再生は特定調停とは異なり、法的根拠のもと債務を減らす手続きです。

 

自己破産と個人再生

自己破産は債務整理の中でも最終手段といえる手続きです。どうしても借金を返済しきれない場合、この方法が取られることになります。
この際、債務者が保有している時価で20万円以上の財産は、原則として処分されて、債権者へ配当されます。

 

つまりは、仮に債務整理の手続きに入る段階で住宅を保有していて、住宅ローンを支払っている最中であっても、その住宅は手放さなければならないのです。
ですが、個人再生の場合、住宅ローンを支払いつつ借金の圧縮ができるのです。

 

>>詳しくは、個人再生と自己破産の違いをご覧ください。

 

 

個人再生で住宅が守らられる理由

では、個人再生で住宅がなぜ守れるのでしょうか。その理由は、手続きの中に「住宅ローン特則(正式名称は住宅資金貸付債権に関する特則)」があるためです。
この住宅ローン特則を利用することによって、自己破産では処分されてしまうはずの自宅を保有したまま、その他の債務を減らすことができるのです。

 

ただし、個人再生の手続きをしても住宅ローンが減額できるわけではありません。なので、住宅ローンは今までの契約どおり支払っていかなければならないのです。

 

 

個人再生のメリット・デメリット

個人再生のメリット

「自己破産より個人再生のほうが、失うものは少ない」と言われています。

 

我が家を守れる

自己破産は、借金を帳消しにするかわりに、必要最低限の財産(家具や現金)を残し、それ以外は失うことになります。なので、自己破産をすると、マイカーやマイホームを失ってしまうっことになります。
同居しているご家族に迷惑をかけてしまいますが、個人再生の場合は、マイホームに住み続けながら借金が大幅にカットすることができるのです。

 

職業制限なし

自己破産の場合、一部の職業に就けなくなったり、資格制限がありますが、個人再生は職業や資格に制限はありません。

 

借金の理由を問われない

自己破産では、免責不許可事由に該当する借金の原因がギャンブルや浪費の場合、自己破産が認められない可能性があります。
しかし、個人再生の場合は、借金の理由がギャンブルや浪費であっても、利用することが出来ます。

 

個人再生のデメリット

まず1つめは、個人再生をおこなうと数年間は新たな借り入れができなくなってしまうということです。
個人再生手続きが開始されると、信用情報機関に事故情報として登録されます。いわゆるブラック状態になってしまうということです。

 

そして、官報に名前が出てしまいます。
官報というのは、国が刊行している機関紙のことです。こちらに自身の名前と個人再生をおこなったという事実が記載されます。
とはいえ、官報は一般の方が目にするようなものではありません。なので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

 

次に、個人再生は手続きがとても難しいというところです。
個人再生は、債務整理の中で最も難しく、法的に見てもかなり煩雑な手続きになります。なので、素人が1人でおこなうには無理があります。

 

専門家に依頼をすればスムーズに手続きをすることが可能となりますので、個人再生を検討するのであれば、まずは弁護士への相談からはじめましょう。

 

さいごに

いずれの手段をとるにせよ、債務整理はあなたの強い味方です!
債務整理で借金を整理し、借金から解放された新たな未来へ再スタートしてみてはいかがでしょうか。
まずは弁護士に相談して、問題解決への最も良い道筋をつけてもらいましょう。

 
 

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